商売と詐欺の違い

詐欺をしている人と知り合った事が無いのですが、
テレビなどで手法を見ると、
詐欺の人達のテクニックって
商売で学ぶテクニックの延長線上にあるような気がします。

商売も「商品が良いから相手も最後は喜ぶ」前提で、
強引な営業を肯定してしまうケースも多い。

どちらにせよ、
詐欺で生計立てれる人なら、
技術的にいえば普通の商売ができると思います。

では、なんで有能なのに
詐欺という手段を選ぶのか?

善悪という当たり前の差を抜かせば、
商売と詐欺の違いは、稼ぐ目的が長期か短期かなんだろうな、と。

もし、1、2年の中で効率よく稼ぐなら
詐欺の方が優れているんだと思います。

でも、準備含めて1年の詐欺で1億稼げる能力あるなら、
きっと3年の商売で2億稼げると思うんです。

後者の方が、年収換算すれば負けますが、
前者の場合は3年で2億稼げない可能性の方が高い。

逮捕という最大リスクのほか、
儲かった後は仲間内で仲違いが起きれば脆くも崩れるだろうし、
もめないようなシステムであれば、きっと稼いだ金は手元に届く前にだいぶ小さくなるはず。
最短距離だと思ったのが、途中で足止めを食らってしまう可能性が凄く大きい。

それでも、なんで非合理な方に進むのかと想像すると、
恨みか、優越感の為か、もしかすると世の中への絶望なんだと思います。

絶望というのは、
世の中は頑張った自分をまともに評価してくれないから、
10年間、正当な評価を継続してくれるはずがないという状態。

だから、「やられる前にやってやれ」精神。悲しいですよね。

多分、感謝されながらお金をもらう経験を一回でもしていれば、
「商売」への魅力に気付くはずです。

僕は遅咲きで、20代後半でその魅力に気付きましたが、
この経験は10代に出来たら良かったなー、と思うぐらいです。

世の中のシステムは、まずは勉強に集中させる方向になっていますが、
10代で商売を経験する機会は全然あっていいと本気で思います。

「商売」への楽しさを覚えると、
会社に強制されなくても休みの日を使っても誰に言われなくても勉強しだす。

もちろん、学校教育という基礎のお蔭もあると思いますが、
社会人になってから、そうやって勉強する人は少なくないですもんね。

 

 


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